Episode38 ありがとう☆
今日は『ありがとうの日』です!!
この1年を振り返ると、本当に沢山のみなさんに助けられて来ました。
3.11の大震災直後は、誰もが恐怖や絶望を味わい、灯りもない寒い夜にみんな震えていました・・・。でも、少しずつ“明日”のために立ちあがり、行動を起こして行きました!!
「被災したのは自分だけじゃない!」「私は、生きている!」etc・・・色んな事を考えた、あの3.11の夜の事は一生忘れません。
ライフラインが復旧するまで、本当に大変な毎日でした。((+_+))
復旧するまでの飲料水は、給水所まで行き、毎回3時間くらい並んで、手に入れていました。
飲料水は、量が決められていましたし、長時間寒いのを我慢して並ぶのは本当に大変でした・・・(@_@;)
でも、その給水所では沢山の地域の中学生が率先して協力しているのをみて、本当にあったかい気持ちになれました。本当に「ありがとう!」
そして、ライフラインは全国からの沢山の支援の方々が悪天候にもかかわらず、毎日休まず復旧工事をしてくれたおかげで順次復旧しました(#^.^#) 本当に「ありがとうございました!!」 毎日、大切に使っています。
ライフラインは、一番始めは“電気”が、それから“水道”が、そして“ガス”が復旧しました。
その他にも、ガソリンや食料品、生活用品など欲しくても手に入らず毎日苦労しました・・・食料品を購入したくても、スーパーに入るのに何時間も並び、購入出来るのは“3点”まで! だんだんと品物の入荷が増え始め、購入が“5点・・・10点”と増えていったのを覚えています。
購入する側だけじゃなく、お店の店員さんだって、みんな被災したのに毎日お店を開けてくれて本当に感謝しています。
「ありがとうございます!」
この1年の“感謝”を並べるだけで沢山出てきます。
本当に「ありがとうございました!!」(*^_^*)
そして、今日は“ありがとうの日”です。
みなさんも、日頃云えない感謝の気持ちを大切な方に伝えてはいかがでしょうか?(^v^)
「サン(3)キュー(9)」(Thank you)の語呂合せから来ているようです★
◆◆◆“ありがとう”って◆◆◆
“ありがとう”の語源は、形容詞「有り難し」の連用形「有り難く」がウ音便化して“ありがとう”になったとの事です。
そして、「有り難し」は、「有ること」が「難い」という意味で、本来は「滅多にない」とか「珍しくて貴重だ」という意味を表していたそうです。
こうして、古語の意味を知ると「ありがたいことって、実は滅多にないこいと」なんですね。
普段何気なく使っていた言葉ですが、本来の意味を考えながら、心から「ありがとう」を云いたいですね(*^。^*)
Vol.24 引き続き注意しましょう!!
“春の火災予防運動” でした。
今年も、3月1日から7日まで 『春の火災予防運動』 が行われていました。この時季は、火災が発生しやすい気候となりますので、みなさんも大切なマイホームを火災から守るために日頃から注意が必要です!!
特に、3.11の東日本大震災以降「地震の時のことは家族で話し合ってるよ~!!」という方が多くなって来ましたが、「火災のことはあまり・・・」っという方はまだまだ多いようです (;一_一)
ある程度は、防ぐことが出来ることなのに・・・(/_;)
建物火災の出火原因の最新のデータによると・・・
第1位は「こんろ(15.2%)」、第2位「たばこ(10.3%)」、第3位「放火(9.1%)」でした。
※総出火では、第1位「放火(10.7%)」、第2位「たばこ(9.6%)」、第3位「こんろ(8.0%)」でした。
※総務省消防庁「平成23年(1月~9月)における火災の概要」より
出火原因を見ると、大切なマイホームを火災から守るためには、そこに住む“家族”の協力が一番大事だと云う事がわかりますネ(#^.^#)
さぁ!!『住宅火災いのちを守る7つのポイント』をおさらいしましょうヽ(^。^*)
~3つの習慣~
寝たばこ、絶対やめる。
ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
~4つの対策~
逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
寝具や衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防火製品を使用する。
お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
一旦、住宅火災が起こると“大切なマイホーム”を失ってしまうだけでなく、大切な家族や近所の方々も悲しい想いをしてしまうので常に心がける必要がありますよ~(*^_^*)
“ 消したはず 決めつけないで もう一度 ”
※平成23年度の全国統一防火標語です。
みんなで火災からマイホームを守りましょう!!! \(*^-^*)/
No.17 年に4回ですよ!!
3月1日は『防災用品点検の日』です!!
みなさん、『防災用品点検の日』がやってきました!!
3.11以降、マイホームに“防災用品”を準備してる方もいらっしゃると思います(*^-^*) でも、準備したっきりって方も多いようなので、これを機会に家族みんなで点検をしましょう!!
さて今日も前回同様、『防災用品点検の日』にちなんで、少し「防災用品」について触れてみたいと思います \(^-^*)
防災用品っていうと“非常持出袋入りの防災セット”が一般的ですね★
中身は、【非常用持出袋、保存用飲料水、缶入りソフトパン、防塵マスク、スベリ止め軍手、懐中電灯(電池付)、救急アルミックシート】が多いかな(^。^*)
総務省消防庁によると・・・
『印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水』
が最低でも必要だそうです★
非常食は、お赤飯やおこわ等のご飯ものだけではなく、カレーや牛丼、シチューetc・・・いろんな料理があり、どんな時でも温かい食事が出来るんです!! スゴイですね(*^。^*)
今は“缶入りお菓子”が、美味しいし人気があるようですね ♥(*^_^*)♥ 購入したくても欠品が続いていていつ購入出来るか分からないくらいなんですよ~!!
みなさんもご存じのように“防災用品”といってもいろいろなものがあります。お家に設置しておくものから持ち出せるようにしておくもの等・・・。
常に使うものではありませんが、いざと言う時に使えないのでは意味がありません!!
特に非常食は、消費期限等に注意して災害に備えましょう!!
◆◆◆ まめ情報 ◆◆◆
“防災用品点検の日”は、関東大震災の起きた3月1日のほか、6月1日・9月1日・12月1日の年4回あります★ みなさんも年4回の点検をしてみてください (^^*)♥
Vol.23 賃貸向けの補償は?
毎日の暮らしに『安心』を!!
今回は、賃貸住宅向けの“火災保険”についてお話しをしたいと思います。
早速ですが、賃貸住宅を利用する時に“賃貸借契約”って交わしますよね。その手続きの中に“火災保険の契約”が含まれている事が多いんですが・・・ご存知でしたか? 契約期間によっても違うので一概には言えませんが、1万円~2万円の保険料を納めて火災保険を契約していると思います(^-^)
「えっ!! 何っ!? 分かんない!!」って方がいらっしゃいましたら、契約書類一式をチェックし直してみてくださいネ★
その賃貸住宅向けの火災保険は、ほとんどが3つの補償から出来ています。
-
火災保険(家財補償)
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借家人賠償補償
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個人賠償補償
聞きなれない補償ばかりですが、どの補償も賃貸住宅を利用する場合には必要な補償になりますよ(#^.^#)
例えば『家財補償』ですが・・・、
中には「私の家にあるのは、安い家具だし、衣類も食器もあんまり持ってないから補償はいらないのに・・・」って思ってる方や 「料理だってしないし、タバコも吸わないんだから私が火事を起こすはずないし・・・」なんて思ってる方もいるかもしれません。
以前に“失火法”の事をお話ししたかと思いますが、もしお隣さんや上または下の階のご近所さんが火事を起こしても、この“失火の責任に関する法律”では、失火によって他人の家が延焼した場合であっても、失火者に「重過失」がなければ、損害賠償義務を負わせないことになっています。つまり、お隣さんから出た火災によって自分の家または部屋の家具等がが焼失してしまった場合でも、お隣さんへ損害賠償請求ができないんです!(@_@;) でも、この家財補償があればカバーしてくれます★
それから『借家人賠償補償』は・・・
建物のオーナーさんに対する賠償を補償してくれるます。
“失火法”では、損害賠償の義務を負わせないことになっていましたが、建物のオーナーさんとは『賃貸借契約』の中で、建物を返す時は元通りにして戻す“原状回復義務”を負っているので、もし火を出したら、『賃貸借契約上の原状回復義務』が優先されちゃうんです(@_@;) こんな時、“借家人賠償責任補償”が建物のオーナーさんへの建物原状回復義務をカバーしてくれるです★
そして『個人賠償補償』は、
日常生活の中で起きてしまった賠償義務をカバーしてくれます。 特に、マンション等の集合住宅では水濡れによる損害や落下物によるケガ等々、ご近所さんとのトラブルも起こりやすいので心強いです(*^。^*)
賃貸住宅向けの補償は、保険会社によって保険期間1年または2年のセット商品になっていて保険料も端数のない金額になっています。金額の違いは、殆どが家財の補償金額の違いになりますので、セットにこだわらないで補償金額はきちんと考えて決めてくださいねヽ(^。^*)ノ
最後に『地震保険』についても触れたいと思います!!
ご存知かもしれませんが、賃貸住宅向けの火災保険も『地震保険』をはずす事ができます★ 賃貸住宅の場合、建物への補償はオーナーさんがつけているので『地震保険』は必要ないと思われる方が多いようです・・・
※火災保険と地震保険はセットでの契約が原則。地震保険は契約者が希望して不担保になっています(p_-)
3.11の東日本大震災後、賃貸住宅向けの火災保険に地震保険を付けていた方々とお話しをしていてハッキリしました!!
この地震での火災や津波で家財一式を失ってしまった方々、そして建物には被害がなかったけど家財一式もう使えない・・・って方々にも少しですが経済的にお役に立つことができました(^v^)
公的な給付金は殆どが“建物の全壊・半壊等”に対するものでしたので、賃貸住宅にお住まいの方々は、この地震保険に加入していた事で経済的に変わってきました・・・(;一_一)
このような大震災はいつ起こるか分かりません。
賃貸住宅にお住まいのみなさんも『地震保険』について、もう一度考えてみてください★