Vol.21 “地震保険”を考える。

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• 2012.02.18(土曜日)

もう一度“地震保険”について考えて!!

  
3.11(東日本大震災)から、もう少しで1年が経とうとしています。 今日は地震”そして“地震保険”について、改めてお話ししたいと思います。
 
以前にも、“地震保険を考える時に参考にして欲しい『地震調査研究推進本部』で公表しているデータについて”触れたと思います。
その時は・・・

 

データには、この30年に震度6弱以上の地震が起こる確立等の興味深いデータがあり思わず真剣に見て しまいますよ (p_-)

ちなみに、私の住んでいる地域はと云うと・・・

なんと30年以内に99%・・・10年以内でも60%もあるんです(@_@;)

といったデータ等も参考に地震保険はもちろん災害等の防災対策を考えてみては

 

と、お話しさせていただきました。でも、それから1年あまり、あの『3.11』を体験することになりました・・・((+_+)) 
私や家族、そして友人達もあの時の事は忘れられない事として心に刻まれています・・・。
私は、同時にこのブログを通して何人の人に“地震”そして“地震保険”について話が出来たのだろうか・・・と悩みました(@_@;) そして、これからも「みなさんにお話ししよう!お話ししなくては!!」と決意しました
 
最近、日本のあちらこちらで地震が起きていて、とても不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
私たちの住む日本は世界中の地震の約1割が起こるという、有数の地震国です。でも、地震などの激甚災害によって被害を受けても、私たちの生活は自力再建が基本とされているんです。
 
特に、関東地方は確立が70%と予想され、被害状況等のシュミレーションがTVなどで何度も取り上げられています。 みなさんも、防災用品や家族との連絡方法、そして、“地震保険”etc・・・気になる事が多いと思います。
しかし、その“地震保険”は単独では申込めないので、火災保険とセットでの申込みになります。また設定できる保険金額は「火災保険金額の30%~50%まで、かつ建物5000万円、家財1000万円までが上限」と定められています。
地震保険は、官民一体の保険で、「地震保険に関する法律」に基づき、国も再保険という形で保険金の支払いの一部を引き受けていますので、たとえ保険会社が破たんした場合でも、支払われる保険金はその影響を受けません。
 
“地震保険”を申込むのに制限があると、今の住宅は再建できるのか、生活するのにその保険金額で足りるのか・・・と疑問を持たれる方も多いと思います。しかし、『3.11』限らず今までの大きな地震が起きるたびに“経済的に大きなダメージ”を受ける方がいるのも事実です。
 

震災が起こってからでは遅いので“地震”そして“地震保険”についてきちんと考えて欲しいです!!

 

 ※地震調査推進本部・・・政府の特別機関で、国の地震調査研究を一元的に推進しています。